中2から使用するFWは「壊れるまで使います」、気に入ったらいつまでも。西村優菜の最新セッティング
USLPGAを主戦場にして2年目。西村優菜は、「飛距離のギャップは、ショット精度とショートゲームとパットでカバーするしかないです!」と言う。クラブは14本すべてキャロウェイで、その新旧モデルが入っている。 西村優菜の最新クラブセッティングはこちら
一度気に入ったクラブはとことん使うタイプで、最も長いのは中学2年生の時からのグレートビッグバーサの7Wと9W。7Wが180ヤードで9Wが170ヤード。175や165の中間距離はフェードやドローで距離を合わせ、「自分ではショートアイアン感覚の2本です」
9Wの下はGBBエピックスターの6Uで、これもプロ入りから。ロフト26度で160ヤード前後を狙う1本。その下は2018年モデルのXフォージド UT。「顔つきの良さと球の上がりやすさで長く使っています。新しいAiスモークの6Iも『球の高さが出しやすいです』と、2本を使い分けていますが、エースはXフォージドです」(キャロウェイのツアー担当)
反対に今年からの投入がパラダイム Ai スモークの3Wと、Ai-ONEのマレットヘッドROSSIE Sパター。 「オフに、3Wをテストしたなかで一番パフォーマンスが良く、イメージ通りの強い球が打てるとチョイスしたのがAi スモーク MAX Dでした」(同担当)。ネック調整でロフト15度を14度に立てて、ドローが打ちやすいアップライトな〝D〟ポジションにしている。
パターについては、「昨年末から安定感の高いAi-ONEシリーズを中心にテストを行い、出球のスピード感とフィーリングがイメージに合致して決まりました。ヘッドが軽く感じることがあるようで、ソールに鉛を貼って調整したとのことです」(同担当)。シャフトは女子ツアーで人気のストロークラボの赤を挿す。
ドライバーは昨年から継続で、ヘッドサイズ420㏄の小ぶりなパラダイム ♦♦♦S。「私は小さめヘッドが好きで、構えた時にいい感じだったのと振り抜きがすごく良くて飛距離が3~5ヤード伸びてくれました」とは、昨年に使い始めた時のコメント。現在の平均飛距離は243.97ヤード(149位)、フェアウェイキープ率は81.68%(13位)。