「リシャール・ミル」は、実は艶クラシコなのです
シンプルな二針モデルも語りドコロ満載です
ほっそりとしたケースデザインを採用し、カーボンファイバーの薄いシートを重ねて作ったカーボンTPT®は、切削する際に縞模様が生じ、時計に表情を与えています。オーバーサイズデイト機構の構造を見せることで、メカ好きオヤジの気持ちを昂らせる時計になっています。
個性派俳優ジョン・マルコヴィッチが選んだ極薄のリシャール・ミル
自らを「潔癖症」と呼ぶほどの完璧主義者だと言う俳優ジョン・マルコヴィッチは、リシャール・ミルのファミリーで「RM 67-01 オートマティック エクストラフラット」の愛用者。彼はスタイリッシュなスーツやシャツにこの時計を合わせますが、極薄ウォッチならではの洗練さとデザインが生み出す存在感は別格。ドレッシーな腕元を楽しむならこういう選択肢もアリですね。
極薄ウォッチに対する美しきアンサー
薄型ウォッチは、時計ブランドにとっては究極の夢のひとつ。リシャール・ミルでは、自動巻き式ながら3.6mm厚のムーブメントCal.CRMA6を開発し、ケース厚7.75mmという極薄ウォッチを作り上げました。
もちろんブランドらしいインダストリアルなデザインに仕上げており、ほかとは一線を画した美しい時計となっています。 2025年1月号より ※価格はすべて税込み価格です
文/篠田哲生 編集/鈴木賢二、津坂泰輔(ともにLEON)