アントニオ猪木vsダスティ・ローデスNWF王座戦から45年…コーディ・ローデスがWWE日本公演で王座防衛し、父・ダスティのガウンを着て歓喜の涙!
26日、東京都・両国国技館にてWWE東京公演が開催。コーディ・ローデスがAJスタイルズを破って統一WWE王座の二夜連続防衛に成功した。 かつてWWEは年に1度のペースで日本公演を行っていたが、新型コロナ禍の影響からWWE Japanが解散したこともあり長らく開催されてこなかった。 しかし、ABEMAが2023年10月からWWEの国内独占放送を開始しWWEと日本は再び急接近。中邑真輔、AJスタイルズ、イヨ・スカイ(紫雷イオ)といったスーパースターたちが日本の団体に出場するなど交流が活性化している。 今回は5年ぶりのWWE日本公演。25日の大阪大会に始まり、26日&27日には東京大会が二夜連続で開催される。 この日のメインイベントは、コーディ・ローデスvsAJスタイルズの統一WWE王座戦。5月の『バックラッシュ』でも前夜の大阪大会でも同王座を巡って対戦しており、ファン垂涎のカードが連続で見られる喜びに日本のユニバースたちは大いに沸いた。
コーディの入場時には観衆が『KINGDOM』を熱唱。世界中のWWEの会場でおなじみの光景が日本でも広がった。 試合序盤は日本プロレス色の強いじっくりとしたヘッドロックの攻防からショルダータックルでのぶつかり合いが展開。 機動力を活かそうとするコーディに対し、AJは徹底したヒザ攻めを敢行。苦戦を強いられるコーディだったが、痛む足を引きずりながらもディザスター・キックで反撃。さらにコーディカッターを発射するが、キャッチしたAJがウシゴロシ。負けじとコーディカッターを決めるも、続くクロスローズを切り返されてカーフ・クラッシャーに捕まり絶体絶命。 AJはフェノメナル・フォアアームを狙って試合を終わらせにかかるが、コーディが雪崩式ブレーンバスターで切り返してバイオニック・エルボー。さらにスタイルズ・クラッシュを切り返してのクロスローズを決めて3カウントを奪った。