【阪神】中野拓夢が歩む鉄人道、二塁で3年連続全試合出場なら田中賢介以来2人目「試合に出続けたい」
阪神・中野拓夢内野手(28)が14日、二塁手で来季3年連続全試合出場を目指す意気込みを明かした。達成すれば07年~09年の日本ハム・田中賢介以来、史上2人目の偉業。「試合に出続けたい気持ちはある。もう一度、レギュラーを目指す強い気持ちを持って、自主トレで体を仕上げて春のキャンプに入っていきたい」と決意した。 今季は143試合で打率2割3分2厘、1本塁打、32打点、6盗塁。「今年の数字を見るとまだまだレギュラーという数字ではない」と危機感を覚え、秋季練習~秋季キャンプと徹底的に打撃面を磨いてきた。フィジカル面は「ケガをしない体をもう一度しっかり作り直すことが大事」と下半身を重点的に鍛え、レベルアップを目指している。 この日は滋賀・大津市内のホテルで行われた阪急交通社主催「おごと温泉トークショー」に石井と参加。温泉好きな一面を明かし、今オフは愛妻と両親の4人で地元・山形の銀山温泉に足を運び「リラックスできればいいかな」と頬を緩めた。英気を養い、2025年シーズンに向かう。正二塁手として、選手会長として、藤川虎をけん引する。(中野 雄太)
報知新聞社