開幕戦ベンチ外のブレントフォードFWトニーにサウジアラビア移籍の可能性浮上 アル・アハリが交渉中と報道
EURO2024ラウンド16では決勝点をアシスト
EURO2024でも活躍したイングランド代表ストライカーは今夏の移籍市場でサウジアラビアへと活躍の場を移す可能性がある。 【動画】EURO2024でも話題を呼んだトニーの“キーパーガン見”PK 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ブレントフォードに所属するイングランド代表FWイヴァン・トニーは現在サウジアラビアのアル・アハリと交渉を行なっているという。クラブのエースでもある同選手はクリスタル・パレスとのプレミアリーグ開幕戦では移籍交渉のためメンバー外となっていた。 現在28歳のトニーはこれまでブレントフォードでは公式戦141試合で72ゴールを記録するなと、エースとして活躍。しかし2023年5月末に自チームの敗北に賭けるというイングランドサッカー協会の賭博規則に違反する行為をした同選手は8カ月の出場停止処分を受けることに。その影響もあり、直近の23-24シーズンはプレミアリーグ出場がわずか17試合に留まり、4ゴール2アシストに終わっていた。 そんなトニーだが、今夏の移籍市場では注目銘柄となっており、これまでチェルシーやトッテナム・ホットスパーなどが獲得に乗り出していると報道。しかしそんな中で同氏によると、トニーは現在サウジアラビアのアル・アハリへの移籍が近づいている模様。アル・アハリは先週ブレントフォードに3500万ポンドの入札を拒否されたが、トニー獲得を諦めておらず、現在も契約交渉を続けているという。既に選手側とクラブ側の両方で交渉が進んでおり、残すはトニー自身と同選手の家族の決断のみとなっているようだ。 EURO2024での活躍もあり、今夏の移籍市場ではビッグクラブへの移籍が濃厚と見られていたトニーだが、28歳にしてヨーロッパの舞台から姿を消してしまうのだろうか。トニーの去就から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部