おばさん2人でクリスマスの東京ディズニーランドへ!「えっ?今アルコール飲めるの?」フードもコスパよし!
世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第39回は「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、飲む!食べる!2」です。 【写真】ディズニーのシンボルと言えば… * * * * * * * ◆実は東京ディズニーランドも飲めます 前回の「クリスマスの東京ディズニーランド:おばさん、はしゃぐ1」から続く、東京ディズニーリゾートのおばさん旅。続いてはやはり、旅の醍醐味、食に触れましょう。 実は数年前から東京ディズニーランドでもアルコールが飲めるのです。アプリでもアルコール取り扱い店舗が検索できるので、飲兵衛の方はぜひお試しを。いい気分で巡るクリスマスムード満点パーク内なら、非日常感がさらに高まっちゃいますね。 この日は『トルバドールタバン』で私はクラフトビール(ハーヴェスト・ムーン/880円)、編集長はホットカクテル(バーボン&ココア/830円)を購入。 「いや~、このカクテル、たっぷりバーボンが入ってる~。これは都内の飲み屋よりもお得ですね」 急にご機嫌な編集長。確かにチョコとマシュマロの甘みも、アルコールもある。これはあったまる~。 クラフトビールも喉ごしが良くて、ゴクゴクいけました。これで疲れも吹っ飛ぶというもの。注目してほしいのはビールの入ったグラス。キンキンに冷えたままがキープできるし、落としても割れないという優れもの。せっかくなのでトイレでグラスを洗って、持ち帰って、今でも自宅のビールタイムに活躍しています。これぞ、おばさん力。
◆ケーキのデコレーションはオリジナルで 「お腹が空いた……」 エネルギーを補給するために向かったのは『プラザパビリオン・レストラン』。この時期限定のメニュー、食べ逃すわけにはいきません。 スペシャルセットはパストラミビーフとエッグのチーズホットサンド、コーンチャウダー、サラダ、骨付きチキン、フライドポテト、オルツォとサーモンのタルタルと、ソフトドリンクがついたワンプレートは2,480円(単品で2,200円)。食材も多いし、何よりおいしい。「丸の内でランチを食べたらもっと値段はするはず……」と思いながら、完食。パーク内、何でもかんでも高いと思っていたのは誤解だったかもしれません。 もちろんデザートも忘れずに。『リルリンリン トッピングデザート』(1,000円)は音読するだけで、気分が弾けそうなアイテム名。ちなみにリルリンリンはクリスマスの妖精だそうです。プレートにのせられたブッシュ・ド・ノエルに、付属のキットでデコレーションができます。 この手の作業はどうも慣れない独身の私。急にやる気を見せる母ちゃんの編集長。さすが! きれいに描き上げてくれました。と、そんな感動も一瞬で食べきってしまう小林。だって甘さがちょうど良くて、美味しかったんだもの……。