リオ五輪・男子体操日本代表帰国会見(全文1)団結力を持ち信じて戦った
団体金メダル獲得の勝因について
TBS:よろしくお願いします。 司会:お願いします。 TBS:まずは長旅のところ、お時間をつくっていただきありがとうございます。代表質問いたします、TBSの宇内と申します。よろしくお願いします。では、カメラの関係で座らせて質問させていただきます。 まずは、皆さんの本当に目標であった団体金メダルおめでとうございます。アテネオリンピック以来12年ぶりの団体金となりましたが皆さん、夢をつかんだ本当に一番の理由、いったいどこだったのか、2週間前のことを振り返ってあらためて考えて教えてください。 白井:予選が4位で、結構見てる人たちからしたら予想外のできだったと思うんですけど、自分たちはそこで割と落ち着いていて、失敗の原因もしっかり分かっていましたし、1位との差もそんなに大きくなかったので、予選で4位と出遅れたところで焦らなかったことが、決勝でうまくいく原因になったんじゃないかなと思います。 加藤:やっぱり普段からの練習はもちろんですけど、ずっと世界選手権で同じようなメンバーで、団結力が生まれて、あとはコナミスポーツクラブも4人でずっと練習していて、そういう変わらない団結力、どんどん絆が深まっていったのが結果的に気持ちも強まりましたし、団体金につながったと思います。 内村:予選で出遅れたからこそ気付けた部分があったので、そこでうまく開き直れたっていうところがこの結果につながったんじゃないかなと思います。 田中:これまで苦楽を共にしてきたメンバーとスタッフと、やっぱり団結力ですね。団結力を持って、強い気持ちで目標を持って、そこで予選でミスが出てましたけど、修正すれば自分たちは勝てると信じてできたと思うので、団結力を持って信じて戦ったというところだと思います。 山室:4人が同じ所属、プラス、弟分みたいな健三のチームだったので本当に仲が良くて、試合中にミスが出たとしても本当にカバーし合って、変な緊張感も出ずに最後まで、楽しみながらじゃないですけども、本当にリラックスしながらっていう部分もあって、そういう部分がやっぱり強かったんじゃないかなと思います。