高校生が第1志望大を決めた時期はいつくらい?保護者はどうサポートすればいい?
「学部・学科(学ぶ内容)」「難易度」「立地」 を重視して決定した人が多数
志望大決定に関して、決め手となった項目をすべて挙げてもらったところ、約90%の人が「学部・学科(学ぶ内容)が決め手になった」と回答しました。 やはり、「何を学ぶか」は志望大選択において大きな決め手になりやすいようです。 ほかには、「難易度」を挙げた人が約63%、「立地」が約56%と、それぞれ高い割合で見られました。 大学生のコメントを見ると、「重視したい項目をいくつかピックアップし、より自分の希望に合う大学・学部を志望大として選んだ」という人が多いようです。 逆に、「保護者の意見」や「就職実績」を決め手に挙げた人は少なめでした。 ただ「保護者の意見」に関しては、「方向性を決めたうえで、家族で話し合った」という声も多数ありました。 自分の意志を大切にしつつ、保護者のかたの意向も取り入れながら志望大を決定した人が多いと推測できます。 【\体験談/】 教員になりたいので、教育学部に行きたいと思っていました。 また、自宅から通える国立大に行くことで学費の負担も減らしたいと思い、親と相談しながら志望大を決めました。 (埼玉大 教育学部 H・Iさん) 私は地域創造について学べる学部に進学したかったので、国公立大・私立大に関わらず複数の大学をピックアップしました。その中でも「フィールドワークの学びが充実しているかどうか」を重視して絞り込み、静岡大の大学説明会へ。実際に教授とお話しできて、自分の望む学び方ができるとわかったため、第1志望大に決定しました。 (静岡大 グローバル共創科学部 Y・Kさん) 千葉県在住なので、自宅から通えて知名度のある千葉大に行ければいいな、と高校1年生の時から憧れていました。2年生でオープンキャンパスに参加し、印象がよかったため、「ここしかない!」と決めました。 (千葉大 教育学部 M・Kさん) 就職したい業界をある程度決めて、各大学のパンフレットの就職先一覧を見ながら少しずつ選択肢を絞っていきました。最終的には信頼している先生に相談し、自分の実力にも見合っていて、雰囲気や学べる内容も気に入った大学を第1志望大に決めました。 (早稲田大 法学部 Y・Mさん)