異例のJ1主力がJ2移籍「心動かされました!」 本人が明かす…電撃加入が実現した理由
国際Aマッチ48試合3得点の超大物、神戸では天皇杯優勝&J1連覇に貢献した
V・ファーレン長崎は12月23日、ヴィッセル神戸からMF山口蛍が完全移籍加入することを発表した。日本代表としての経験も豊富で、ワールドカップには2大会連続で出場するなど国際Aマッチ48試合3得点。第一線で活躍する超大物のJ2移籍は異例となるが、山口は自身のインスタグラムで決め手を明かした。 【写真】「とんでもないの着てる!」 山口蛍が披露した290万円相当の超高級ジャケットコーデ 2009年にセレッソ大阪でデビューした山口は、2012年にはロンドン五輪ベスト4進出に貢献。A代表の常連にもなり、2015年にはドイツ1部ハノーファーへ移籍した。2016年6月にC大阪に復帰すると、2019年に神戸に完全移籍。今シーズンはキャプテンも務め天皇杯で優勝、そしてJ1連覇と存在感を発揮していた。 山口はインスタグラムに「V・ファーレン長崎のファン、サポーターの皆様、ヴィッセル神戸から移籍してきた山口蛍です!」と投稿。「まず初めに高田社長、V・ファーレン長崎のクラブの皆様、真っ先に僕にオファーをくれ、自分を必要としてくれてありがとうございます!」などと感謝の気持ちを綴った。 「素晴らしいスタジアムでクラブのビジョンと絶対にJ1に上がる、その熱意に心動かされました! 試合ではチームの為に誰よりも走り泥臭く頑張ります! J1昇格という目標に向かってチーム一丸となって戦いましょう! シーズンは長く、良い時も悪い時もあると思います。そんな時こそ一つにまとまることが大事です! そして最後にみんなで笑って終えるシーズンにしましょう!」 最後には「改めまして2025年シーズンからよろしくお願いします。山口蛍」と締めている。長崎出身ではない山口のようなビッグネームがJ2に移籍したことは、過去にほとんどなく異例。悲願のJ1昇格への本気度が伝わってくる。
FOOTBALL ZONE編集部