「あかちゃんが夜中に泣き出して全然眠ってくれない」…乳児期後半の絶望的な「夜泣き」への対応策5選
【ポイント4】あかちゃんを騒音や電子的な刺激から離す
あかちゃんを頻繁に車に乗せたり、スーパーなどの雑踏に連れていったりしないようにします。家でも、以下の電子機器や電磁波からは、意識して離します。 ●テレビ ●パソコン ●スマートフォン ●強い光や機械音がでる玩具などの電子的な光や音 長時間、車や雑踏の中にいると、まだ抵抗力のないあかちゃんの身体は疲れたり、興奮したりしてしまいます。熱を出してしまうこともあります。 あかちゃんを家庭で保育している期間は、買い物なども家の近くで手短にすませ、日中はできるだけゆったりとあかちゃんに関わるようにします。
【ポイント5】暗い部屋で寝かせる
夜、あかちゃんを寝かせるときは、カーテンを閉めて部屋を暗くします。 あかちゃんが寝たからといって、寝ている部屋に電灯をつけたり、テレビの音を流したりするのはよくありません。わずかな刺激でも、それが毎日重なると、生態には大きな刺激となるのです。 人が元々もっている生態のリズムは1周期約25時間だといわれます。そのリズムを地球のリズムに同調させるには、地球の自転に合わせた生活のリズムを保っていく「努力」が必要です。 毎日夜8時までに眠りに就いているあかちゃんでも、家族の都合などでしばらくその時間に寝かせることができないと、次第に8時には眠れなくなり、寝る時間が9時、10時にずれ込んでいきます。夜の眠りに就く時間が遅いと、朝もすっきり起きられず、午前中の活動にも影響してきます。こうした積み重ねが、睡眠の問題につながっていくのです。 いかがでしたか? すべての項目を実践するのは大人も大変ですが、もしかしたらこの中に夜泣きの原因が隠れているかもしれません。一つひとつでいいので、是非試してみてください。
山口 平八