バックカントリーで遭難した外国人男性3人を救助 年末年始は山岳遭難が相次ぐ【長野】
小谷村で、バックカントリーで遭難した外国人の男性3人が、7日、警察などの救助隊に発見されました。県内では年末年始の山岳遭難が相次いでいて、警察は注意を呼び掛けています。 警察によりますと、6日午後3時半ごろ、小谷村千国の親沢付近の山の中で、「外国人の男性3人が動けなくなった」と、知人を通じて警察に救助要請がありました。 3人はバックカントリーの滑走中に行動不能になったということです。 県警の山岳遭難救助隊などが7日朝から捜索に向かい、午後1時ごろに救助されました。 男性3人にけがはありませんでした。 警察によりますと年末年始の山岳遭難は5件で前の年の同じ時期と比べ4件増加しています。 警察は冬山に適した装備やスキー場で決められたルールの厳守などを呼び掛けています。 また、去年1年間の山岳遭難の発生状況も公表され、死者やけがなく救出された人数も過去5年で最多を更新したということです。