海外メディアは渋野日向子の優勝に期待と不安?!「悪天候の試練」「笑顔がコロナの2020年に意味」
ゴルフの海外の専門誌も渋野に注目。 ゴルフチャンネルは「最後まで笑顔を見せ、渋野が履歴に新たなメジャータイトルを加えることに目を向ける」との見出しを取り、渋野の首位キープを伝えた。 「『スマイリングシンデレラ』のニックネームを持つ渋野は、全米女子OPで、もう一つのおとぎ話へ向けて一章を書き残した。常に快活な笑顔を見せることで、そのニックネームを得た渋野は、ヒューストンのタフな1日を3オーバーの74で回り1打リードを保った」 渋野の健闘を評価した上で、「渋野はチャンピオンズ・ゴルフクラブでの戦いが初となる41人の1人だが、同じ初出場選手たちと違いメジャー大会デビューでリーダーボードのトップに立つことは初めてではない。彼女は2019年に初の海外メジャー大会出場となったAIG全英女子OPで優勝を味わった。日曜日、渋野は全米女子OPのデビューで優勝する5人目の選手となろうとするだろう」と好意的に最終日を予想。 「スマイリングシンデレラは(全英)女子OPで勝った時は最終組だった。LPGAツアーのメンバーでなく優勝したため、ツアーメンバー資格の招待を得たが、彼女は辞退した。米国に行ったことがなく、英語を話さず、普段プレーする日本のLPGAを離れる準備ができていなかった。だが、日曜日に2つ目のメジャーを勝てば、渋野は今回はそのオファーを手にするだろう。もし勝てなければ、彼女はQスクールからツアーへの参加資格を得ようとするだろう」とも報じた。 そして渋野の笑顔の意義を次のように高く評価した。 「2020年に世界が新型コロナウイルスの現状と戦いを見せる中で笑顔はほとんどなかった。面の笑みは人々が繋がることのできる最も小さな方法の1つだが、マスクが、その楽しみを隠してしまった。試練に向かう中で場違いな明るさを持ち込む渋野の笑顔は、2020年のような年に、より大きな意味を持ってくる」 運命の最終ラウンドへ。世界が渋野に注目している。