北陸から九州北部にかけて 満潮の時間帯は浸水・冠水に注意を
8月4日(日)の新月の前後は大潮の時期にあたり、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。北陸と西日本の沿岸の一部では、海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがある。
夏から秋にかけては海水温が高いなどの影響で、平常時の潮位が年間でも高い時期となる。また、令和6年能登半島地震の影響により、石川県の沿岸の一部では、浸水や冠水の起きやすくなっているところがある。さらに、8月4日(日)の新月の前後は大潮の時期にあたるため、満潮の時間帯を中心に潮位が高くなる。 北陸、近畿、中国、九州北部(山口県を含む)の沿岸の一部では、7月31日(水)~8月7日(水)にかけて、満潮の時間帯を中心に海岸や河口付近の低い土地で浸水や冠水のおそれがあるため注意が必要だ。 なお、この期間中に台風や低気圧の通過等があった場合や、短時間に海面が昇降を繰り返す副振動の発生等があった場合は、さらに潮位が上昇する可能性がある。