【ハイライト動画あり】花園で年越しをするベスト16が出揃う。全国高校ラグビー大会 2回戦
第2試合はBシードの中部大春日丘(愛知)が、9大会ぶりの出場となった京都工学院(京都)と激突した。前半は京都工学院のペースだったが、両チーム得点を挙げることができず0-0で折り返した。
後半、京都工学院がSO杉山祐太朗(2年)のPGで先制すると、中部大春日丘もNO8坂口湊眞(2年)のトライで一時は逆転に成功した。しかし、京都工学院がラインアウトからモールで、HO川口士央(3年)が連続トライを奪って逆転。京都工学院が15-7で接戦を制し、シードバックで年越しを決めた。
第3試合もノーシードの報徳学園(兵庫)が、Bシード校の目黒学院(東京第1)に挑んだ。報徳学園はWTB村田一眞(2年)の2トライなど、4トライを重ねて28-0リードして前半を折り返した。
後半、目黒学院はNO8ロケティ ブルースネオル(2年)、FL阿部史門(2年)のトライで追い上げたが、そのまま報徳学園が前半のリードを守り切って、28-12で勝利。シード校を倒して3回戦進出を決めた。
第4試合は前大会準優勝でBシードの東福岡(福岡)が、光泉カトリック(滋賀)と対戦した。接点で上回る東福岡は、キャプテンのNO8古田学央(3年)、HO須藤蒋一(2年)が、それぞれ2トライを挙げるなど、計7トライをマーク。守っては相手を1PGに抑えて47-3で快勝し、順当にベスト16入りした。
第5試合は互いにディフェンスに強みを見せる昌平(埼玉)と天理(奈良)が対戦した。ディフェンスで勝ったBシードの天理が、FL平岩悠三(3年)のハットトリックなどで得点を重ね、相手をWTB堀内久真(2年)のトライと、PGに抑えて36-8で勝利し、3回戦に進出した。
◆第3グラウンドの結果 ○國學院久我山(東京第2★)32-5 日本航空石川(石川)● 中部大春日丘(愛知★)7-15 京都工学院(京都)○ ○報徳学園(兵庫)28-12 目黒学院(東京第1★)● ○東福岡(福岡)★47-3 光泉カトリック(滋賀)● ●昌平(埼玉)8-36 天理(奈良★)○