【ハイライト動画あり】花園で年越しをするベスト16が出揃う。全国高校ラグビー大会 2回戦
第2試合は北関東勢同士の対戦となった。明和県央がWTB丸山貞(3年)のPGで先制するが、Bシードの國學院栃木が、WTB井戸川ラトレル(3年)の2トライなど前半に7トライ。さらに後半も2トライを挙げ、明和県央をノートライに抑え、59-3で快勝。3回戦へ進出した。
第3試合はノーシード同士が対戦した。倉敷(岡山)が前半から主導権を握り、NO8横山仁道(3年)のハットトリックを含む10トライを挙げる。一方で倉敷は、近大和歌山(和歌山)の反撃を、SO森悠真(2年)のインターセプトからの1トライに抑え、65-7で快勝。うれしい初の正月越えを果たした。
第4試合はBシードの茗溪学園(茨城)が、古豪の盛岡工業の挑戦を受けた。前半から展開ラグビーに長けた茗渓学園が、WTB大野陽世(3年)の4トライなど、14トライを挙げて圧倒。86-0と完封勝ちで3回戦に駒を進めた。
第5試合もノーシード同士の対戦となった。東海大静岡翔洋(静岡)が、WTB青木佑弥(3年)、SH(スクラムハーフ)朝日健太(3年)のトライでリードしたが、関商工は3トライを返して逆転に成功。キャプテンのFB堀元喜(3年)のPGを加えて突き放し、24-14で9大会ぶりの3回戦進出を決めた。
◆第2グラウンドの結果 ○山梨学院(山梨))38-7 秋田工業(秋田)● ●明和県央(群馬)3-59 國學院栃木(栃木★)○ ○倉敷(岡山)65-7 近大和歌山(和歌山)● ●盛岡工業(岩手)0-86 茗溪学園(茨城★)○ ●東海大静岡翔洋(静岡)14-24 関商工(岐阜)○
第3グラウンドでも5試合が行われた。第1試合は國學院久我山(東京第2)が、日本航空石川(石川)と対戦した。國學院久我山がHO笠井大志(3年)の連続トライでリードするなど、安定した試合運びでトライを重ね、日本航空石川をNO8カイアヌアヌ セニセニ(3年)の1トライに抑え、32-5で勝利し3回戦へ駒を進めた。