サラー、ハーランド、それともパルマーやイサクか ハーランドのペースダウンで荒れてきたプレミアリーグ得点王争いを制するのは誰だ
最も近いのは絶好調サラーだ
今季開幕から5試合を消化した段階で、マンチェスター・シティFWアーリング・ハーランドはリーグ戦だけで10ゴールを決めるロケットスタートを切った。昨季もハーランドは27ゴールを挙げてプレミアリーグ得点王に輝いていただけに、今季もハーランドが得点王を獲得すると予想した人は多かっただろう。 しかし、そこからハーランドとマンCはペースダウン。チームも優勝争いから遅れ、ハーランドの得点ペースもストップしてしまった。 これでプレミアリーグ得点王争いは荒れてきた。ハーランドも16ゴールまで数字は伸ばしているが、現在トップに立っているのは18ゴールを挙げるリヴァプールFWモハメド・サラーだ。サラーの場合はアシスト数でも13アシストを挙げてランキング1位に立っており、手がつけられない状態にある。 今の状態を考えれば、サラーがスランプ状態に陥る可能性は低い。『EuroSport』は誰がプレミア得点王に輝くかと注目しているが、このままサラーが逃げ切るだろうか。 候補に挙げられるのはサラー、ハーランド、それを追う13ゴールのニューカッスルFWアレクサンデル・イサク、チェルシーMFコール・パルマー、ブレントフォードFWブライアン・ムベウモ、12ゴールを挙げているノッティンガム・フォレストFWクリス・ウッドといったあたりだ。 パルマーも得点からチャンスメイクまで何でもこなしており、まだまだ得点数を伸ばしていけるだろう。イサクもペースを上げており、チームの状態も上向いている。ウッドの得点量産はちょっとしたサプライズだが、ノッティンガム・フォレストはチーム状態が良い。ウッドも候補に含めるべきだろう。 果たしてこのままサラーが逃げ切るのか、それともハーランドが後半戦にギアを上げてくるのか。後半戦に個人タイトル争いがどうなっていくかも楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部