センバツ 宮崎商3年生部員7人「自分たちの分まで熱戦を」 卒部式で後輩に夢託す /宮崎
第93回選抜高校野球大会に出場する宮崎商で21日、3年生部員7人の卒部式があり、保護者を含め約130人が出席。先輩が「自分たちの分まで熱戦を」と後輩に夢を託した。 コロナに1年間苦しめられた世代。昨春、いきなり休校し、目標だった夏の甲子園大会自体も中止に。困惑しながら県独自大会を戦った日々を、グラウンドであった式典で振り返った。 前主将の中山隼吾さんが「1カ月後にセンバツがあるが、試合結果が全てじゃない。失敗は今後に生かせるので自信を持って取り組んで」とエール。中村碧人・現主将が「3年生がいたからこそ、いまの自分たちがいる。3年生の分まで最後まで全力で戦い抜く」と誓った。【塩月由香】