【箱根駅伝】優勝候補・駒大、1万メートル平均タイムでまさかの最下位 ハーフはトップで監督も長距離に自信
来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する21チームのエントリー選手16人が10日、関東学生陸上競技連盟から発表された。 優勝候補の一角とされる駒大は、オープン参加の関東学生連合を含む21チームの中で、エントリー選手上位10人の1万メートルの平均タイムが29分04秒37でまさかの最下位。藤田敦史監督は「1万メートルはあまりやらせていなかったので。そこは反省です」と苦笑い。エントリー選手16人のうち6人が1万メートルの記録を持っていないことも要因とした。ただ、「ハーフの平均は上位だと思いますので、悲観はしていません」と長距離への自信を語った。 箱根駅伝は全10区間が20キロを超えるコース。実際、ハーフマラソンの上位10人の平均タイムはトップの1時間2分00秒。エース篠原倖太朗(4年・富里)は日本人選手最速の1時間00分11秒の自己記録を持つ。10月の出雲、11月の全日本でともに準優勝メンバーの島子公佑(2年・伊賀白鳳)が故障でメンバー外となったものの、ほぼベストメンバーで2年ぶりの王座奪還を目指す。 1万メートルの平均タイムは、トップが中大で28分15秒62、2位が青学大で28分20秒04、3位が国学院大で28分34秒41だった。
中日スポーツ