原田龍二が沖縄で恐怖体験!「無知な僕への洗礼だった」真っ黒な目を持つ100歳の老婆の正体
「あの人が……」鎮座する100歳の老婆
小さい島なので、聞けば何か知っている人はいるんじゃないかと、僕らは上原さんがお世話になったという女性を探し始めました。 「イザイホー」に参加した人はもうみんな80歳を超えていて、島には数名しか残ってない。残っていても島にいなかったり、もしかしたら僕らが探している人は他界されているかもしれないことも、聞き込みをしてわかりました。 ただ、100歳のお婆さんが近くにいるから会いに行ってみてはどうかとアドバイスをもらったんです。その方が神女かどうかもわからないまま、教えてもらった住所に向かいました。
そのお宅を訪ねてみると、なかに人がいて、今回の企画趣旨を説明しました。神女やユタみたいな方を探しているが、この辺りにいませんか、と。 すると、その女性は「ここでは神女です、ユタではありません。ユタとは絶対に言わないでください」と僕らを正してきたんです。また、「YouTubeの企画だと言われても、事前の説明がないまま急にお話はできません」と。またもや、門前払いでした。 急な来訪だったのでその通りだと、僕らは謝罪してお宅を後にしました。
老婆の不思議な力「声を聞いただけでわかった」
車に戻ると、同行していた降魔師の阿部吉宏さんが「奥に座っていたお婆さんを見ましたか?」って言うんですよ。たしかに、僕らが話していた方の奥の方にお婆さんがずっと座っていて、こちらを見てたんです。 「完全に“入って”ましたね。すごい力を持ったお婆さんですよ」と。 そしたら、一緒にいた祝女(ノロ)の末吉さんも同じ反応を示して……。「声を聞いただけでわかったんで、私はなかに入りませんでした」と言う。姿を見ずとも、声だけでお婆さんの力を察知したそうです。 いやぁ~、やっぱりお婆さんが僕を見る目は普通じゃなかった。ものすごい目だったから。そう感じたのは間違ってなかったと思ったと同時に、お婆さんがなぜ、あんな目で僕を見たのか気になって……。頭から離れなくなりました。