<新人王レースの行方>2年目以降の新鋭も多数 多士済々の若手投手【パ・リーグ編】
育成3年目の今年5月に支配下登録された日本ハム・柳川大晟も右肩上がりの成長曲線を描き、8月上旬に田中正義が二軍再調整になるとクローザーに抜てき。21歳を目前にしていた右腕も期待に応え、155キロに迫るストレートとフォークで押しまくりセーブを重ねていった。例え新人王までは手が届かなくとも、同じく開幕前に支配下昇格となって一時は先発ローテに名を連ねた福島蓮とともに、チームの育成力の象徴だ。 【新人王資格】 初めて支配下登録されてから5年以内で、投手は前年までに通算30イニング以内、野手は同60打席以内の選手 ■パ・リーグの主な新人王候補 選手名/球団/位置/年数/今季の成績 ※年数は支配下登録年数 柳川大晟/日本ハム/投手/1/18試1勝3敗1H8S、防御率3.66 福島蓮/日本ハム/投手/1/12試2勝3敗0H0S、防御率3.54 古謝樹/楽天/投手/1/12試5勝6敗0H0S、防御率4.34 古田島成龍/オリックス/投手/1/45試2勝1敗23H0S、防御率0.86 武内夏暉/西武/投手/1/18試7勝6敗0H0S、防御率2.35 金村尚真/日本ハム/投手/2/26試6勝5敗6H0S、防御率2.31
週刊ベースボール