適材適所の収納プランで玄関もLDKもすっきり「無理せず片づく家」が建った
階段下収納には掃除用具。取り出しやすく掃除もスムーズ
リビングに面した階段下も、扉をつけて収納として活用しています。ここにはおもに掃除用具と、あまり読まない本を収納しています。 リビングからのアクセスがいいので、リビングで過ごしながら気がついたときに掃除機も取り出すことができます。 また、この場所にWi-Fiのルーターを置く棚をつくりました(写真左上)。近くにコンセントも設置しています。これでごちゃつきがちな配線もすっきり。
子ども部屋には本棚を備えつけてすっきり
2階に設けた2つの子ども部屋は、5畳弱のコンパクトなスペース。リビング学習を想定した間取りにしたため、子ども部屋はベッドを置ける程度の広さしかありません。 しかし、片づけやすいよう、2つの部屋の間には、クローゼットと本棚をつくりました(上図中央)。 ただ、子どもたちは大きくなったら、自分たちの部屋でマンガなどを読みながら、くつろぎたいでしょう。そこで一方の子ども部屋の壁面を、くぼませてつくったのが、この本棚です。 こちらは、もう1つの子ども部屋の本棚。クローゼットの横にスペースをつくりました。 2つの子ども部屋の間に洗面台があるため、大きなスペースは取れませんでしたが、コンパクトな子ども部屋に備えつけの本棚が完成。将来、本棚の購入が不要になりました。 家族の生活や利便性を考えた適材適所の収納を取り入れたことで、筆者だけでなく家族の片づけ習慣も定着。すっきりした家を手に入れることができました。
日刊住まい編集部