【ハイライト動画あり】広島サンダーズが連勝でチャンピオンシップ圏内をキープ。上位陣は星の潰し合いでジェイテクトSTINGS愛知が首位浮上。SVリーグ 男子第9節の結果
最下位に沈むヴォレアス北海道は、首位争いを繰り広げるSTINGS愛知をホームに迎えると、GAME1ではセットカウント1-2と劣勢に立たされながらも、デュースまでもつれ込んだ第4セットを26-24で奪取し、大観衆の前で最終セットを強いる。
しかし、第5セットはSTINGS愛知が地力の違いを見せつける展開となり、ポイントゲッターの宮浦健人らのアタックでリードを保つなか、このセットを15-9で取って勝ち切った。あと一歩のところで金星を逃したヴォレアスだったが、翌日のGAME2では接戦を演じることは敵わず、一方的な試合の流れを変えられないまま、ストレート負けを喫した。前述の通り、連勝のSTINGS愛知は、これで首位に躍り出た。
広島サンダーズと東レアローズ静岡のゲーム1は、第1セットからデュースとなる白熱した展開に。モレイラ ロケ フェリペやカメホ ドルーシー オレオルらを中心に攻撃を組み立てるホームの広島THが、この第1セットを29-27で奪取し先手を取るも、フランチェスコ レチネと、アラン ソウザの両外国人選手が高い得点能力を遺憾無く発揮した東レ静岡も互角の戦いを展開し、勝負はセットカウント2-2で第5セットへもつれ込む。
最終セットでは東レ静岡が最初にマッチポイントを迎えるも、広島THはここから勝負強さを発揮し、最後はキャプテン新井雄大のスパイクと、ロケのブロックによる連続得点で激闘を制した。良い流れで翌日のGAME2に入った広島THは、第1セットを先取すると、第2セットこそ一方的な展開で相手に譲るも、その後の2セットを連取し、ホームでの連勝を果たした。
この他では、10連敗で第9節を迎えた日本製鉄堺ブレイザーズが、VC長野トライデンツと対戦し、2試合連続のストレート勝利で、久しぶりに勝ち星を積み上げている。
【SVリーグ 男子第9節 試合結果】 ◆12月7日(土) ◯大阪ブルテオン 3-1 東京グレートベアーズ● ◯広島サンダーズ 3-2 東レアローズ静岡● ◯日本製鉄堺ブレイザーズ 3-0 VC長野トライデンツ● ◯ウルフドッグス名古屋 3-1 サントリーサンバーズ大阪● ●ヴォレアス北海道 2-3 ジェイテクトSTINGS愛知◯