【ハイライト動画あり】広島サンダーズが連勝でチャンピオンシップ圏内をキープ。上位陣は星の潰し合いでジェイテクトSTINGS愛知が首位浮上。SVリーグ 男子第9節の結果
好カードが多くあった「大同生命SV.LEAGUE(SVリーグ)」の男子第9節は、勝率5割以上の上位4チームが直接対決で潰し合うなか、上位では唯一下位のチームと対戦したジェイテクトSTINGS愛知が順当に連勝し、首位に浮上した。 【ハイライト動画】男子第9節 広島サンダーズ vs. 東レアローズ静岡
首位で第9節を迎えた大阪ブルテオンは、ホームで難敵・東京グレートベアーズと対戦。2月7日(土)のGAME1では、大阪Bがロペス ミゲル、ジェスキー トーマス、西田有志らの高い攻撃力武器に、序盤の2セットを連取し、試合の主導権を握ると、第3セットこそマチェイ ムザイや後藤陸翔らの高いパフォーマンスで息を吹き返した東京GBに譲るも、一進一退の激闘によりデュースまでもつれ込んだ第4セットを36-34で奪い、熱戦に終止符を打った。
しかし、翌日のGAME2は打って変わってアウェイチームが試合を支配する展開に。アレックス フェレイラを中心に攻撃を組み立てる東京GBは、第1セットを25-17で先取すると、勢いそのままに、続く2セットも連取。強敵相手のアウェイゲームをストレートで勝利し、今季の勝利数を2桁の10勝とした。
もう1つの上位対決となったウルフドッグス名古屋とサントリーサンバーズ大阪の対戦は、ホームのWD名古屋がGAME1を快勝する幕開けとなる。ホームの大声援を受けるWD名古屋は、なす術なく10点差で第1セットを落とすも、第2セット序盤から試合運びの立て直しに成功。
ニミル アブデルアジズの巧みなサーブで流れを引き寄せると、山崎彰都らのスパイクで加点し、最終的に25-15で第2セットを奪取する。これを機に形勢を逆転させたWD名古屋は続く2セットも、攻撃力で相手をねじ伏せる形で連取し、セットカウント3-1で勝利した。
連敗は避けたいサントリーは、GAME2も序盤から中盤にかけて押される形となり、セットカウント1-2と後がない状況で第4セットを迎える。それでもサントリーは攻撃の中心、ドミトリー ムセルスキーが別格の破壊力を見せつけるなか、第4セットを25-20で奪うと、第5セットも15-12で競り勝ち、粘りの逆転勝ちで連敗を阻止した。