148万円の「築58年の空き家」を素敵に整えて暮らす2児の母。リノベ成功の条件を聞くと
照明は部屋の雰囲気に合わせてチョイス
インテリアに関して、セセさんがもっとお自信を持っているのが照明の選び方だといいます。 「お部屋の写真を見たら、『こんな照明を付けたら可愛いだろうな』とパッと頭に浮かぶんです。楽天市場で販売されている雑貨系照明はだいたい頭に入っていますね。家具がないと照明のイメージが湧かないので、部屋の雰囲気がある程度できてから選んでいます」 「一番気に入っているのはリビングの照明です。レ・クリント(LE KLINT)というブランドのペンダントライトで8万8000円しましたが、これも“清水買い”です。照明は安くて可愛いものも沢山あるのですが、お手頃なものでイメージに合う照明がなかったら、高くても購入するようにしています。カフェスペースの照明は、シェードの上の部分が木製で、チェアの雰囲気に合わせて選びました」
子どもたちのキャラクターグッズは一箇所に
広々とした玄関は、明るいブルーの扉に付け替え、壁を珪藻土に塗り替えました。壁には、友人のアーティストからプレゼントされたスカーフが、ハンカチ用の額縁に入れて飾られています。 玄関を入ってすぐの和室(セセさんとお子さんの居室)と、洗面所の間の壁は木製の板で仕切られており、お子さんの学校用具やポケモングッズが掛けられるようになっています。 「もともと、和室と洗面所の間の壁はガラスの引き戸だったんです。それだと、遅い時間にシェアメイトが洗面所を使うと子どもたちが眩しくて起きてしまうので、撤去して板を取り付けてもらいました。リビングにキャラクターグッズを置くとインテリアが台無しになってしまうので、ここに集めるようにしています(笑)」
収納が少ないながらも工夫を
「収納が少ないので、和室の床の間にラックを置いて衣装や荷物を置くスペースにしています。あまり物がいっぱいだと見栄えが悪いので、洋服は厳選してできる限り減らしています。押し入れの襖は張り替えに失敗したこともあり、撤去してロールスクリーンを取り付けることにしました。見た目もスッキリして気に入っています」