吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文9)メディアをコントロールする意思はない
一連の騒動中、一度でも辞任を考えたことは?
ハフィントンポスト日本版:別のことでお伺いします。社長、先ほどから、現時点で辞任は考えていらっしゃらないということなんですけども、今回の一連の騒動の中でご自身の進退、つまり辞任について一度でも検討されたんでしょうか。 岡本:そういうことを考えるということの手前で、今やらなければいけないことをやっていたというか、今やらなければならないことがありますので、それをまずやるということに専念をしておりました。 ハフィントンポスト日本版:じゃあ考えたこともなかったということですね。 岡本:はい。 ハフィントンポスト日本版:減俸50%についてなんですけども、こちらはどういう基準でこの数字を出したのかということを教えていただけますでしょうか。 岡本:これは会長の大崎とも話をして、世の中の一般的なことはあるかとは思いますけれども、そういうことではなく、きちんとわれわれなりにどういう形で示していくかということで、50%ということで決めたということです。 ハフィントンポスト日本版:役員の社長・会長の減俸額が50%減ったことによって、その金額が吉本興業に戻るわけですけども、その減俸額に関して何か被害者団体に寄付するなど、なんらかの対応っていうのは考えていらっしゃるんでしょうか。 岡本:減俸額で寄付とかいうことではなく、そもそも会社としては今後、どういう形で寄付や、ボランティアも含めてやっていくかということは考えてまいります。 ハフィントンポスト日本版:もう1点、お伺いします。契約に関してこれまで何度か質問が出ましたので再度お伺いさせていただきたいんですけども、吉本興業さん、原則的には口頭契約を結んでいらっしゃるというふうに伺っています。このようなケースがあったあとも、今後も口頭契約を軸にしていくということは変わらないんでしょうか。 岡本:基本的には変わりませんが、ただ、タレントさんの声もあると思いますので、その辺は聞きながら進めていければと思っております。 ハフィントンポスト日本版:分かりました。 笠井:すいません、ちょっと同じ質問が繰り返されてるようですので、あと質問、3つほどでと思っております。そうしましたら今、質問された方の真後ろの男性の方、お願いできますか。