吉本興業が会見 宮迫さんらの主張受け(全文9)メディアをコントロールする意思はない
吉本はメディアをコントロールできるのか
AbemaTV:会社側と淳さんはコミュニケーションが取れているということです。ありがとうございます。そして最後、もう1つ。一般の方からもインターネット上、特にTwitterに声を寄せられています。その中で何回か質問に出ましたが、いわゆる在阪5社、在京5社と資本関係があるので大丈夫という件。これはジャーナリズムの観点でいきますと非常に重大な問題ですので、ちょっとしっかりと押さえておきたいところなんですけれども、吉本さん側としては、時間帯の配慮が必要だというふうな主張だったというふうに話していましたが、亮さん、そして視聴者、一般の方を含め、吉本サイドがメディアをコントロールできるという意思表示だと受け取った方が多かったんですが、そういった受け取り方、特に亮さんについては間違っていたということでよろしいんでしょうか。 岡本:それは小林のほうから。 小林:まったくそんなつもりは考えて、意思はございません。そんなことはそもそも物理的に不可能だとも思ってますし、こちらの発言というのはさっき説明したとおりでございます。 AbemaTV:分かりました。ありがとうございました。 笠井:それでは次の質問。じゃあその横の白いお洋服を着た女性の方ですかね。そのままそこにいてください。
田村亮さんと小林本部長の説明が異なるのは何故か
ハフィントンポスト日本版:ハフポスト日本版の湊と申します。今に関連して。 岡本:お願いします。 ハフィントンポスト日本版:お願いします。お伺いしたいんですけども、株主発言のところなんですが、あまりにもちょっと亮さんの説明と、今、そちらの小林さんがご説明されてることに違いがありまして、調査の中で似たような発言が別の場所で出てたっていうことはないでしょうか。 岡本:小林のほうから。 小林:私が同席した場というかでいいますと、先方弁護士も含めて会った場で株主の発言はありましたけれども、それ以外は特にまったく記憶にありません。ありません。 ハフィントンポスト日本版:小林さんのご説明としては、株主に放送局もいるので、公正を期して時間帯配慮が必要というご説明でしたけれども、これは社長にお伺いしたいんですが、反社会勢力との関係についての謝罪の会見においてでもテレビ局の配慮が必要だと、吉本興業は考えていらっしゃるんでしょうか。謝ることであれば少しでも早くというふうに考えるのが普通かと思うんですけども、そういう場面においてもテレビ局への配慮が必要だとお考えなんでしょうか。 岡本:いえ、今日も全ての方々にお入りいただいておりますので、そういうことではありません。 ハフィントンポスト日本版:まさに今おっしゃったとおり、今日のは事前にテレビ局との打ち合わせ等はせずに今日、できましたということを先ほどご自身でおっしゃっていました。そうであるのにもかかわらず、なぜお2人には配慮が必要という説明をしたんでしょうか。 小林:可能な限り、生中継するんであれば配慮は必要だということは当然の配慮だとは思っております。ただ、それがもちろん達成できない、もっと優先すべき利益がある場面も当然、出てくるだろうと、それはそう考えております。 ハフィントンポスト日本版:当然、その優先すべき利益というのが、この件においては不祥事に対して謝罪をするということだと思うんですけども、それをなぜ優先しなかったんでしょうか。 小林:時間帯の調整を言っておりますので、日にちをずらすとかそういう趣旨でもないですし、可能な限りの調整をするというのは当然なのかなというふうな考えではおります。