【住之江ボート SGグランプリ】小西吾郎の“超イイ値”は池田浩二 絶品さばきに酔う
住之江SG「第39回グランプリ」は4日目を迎える。日替わり制の「超イイ値」は小西記者が4番手。12R4号艇の池田浩二で高配当を狙った。 先日、親族や旧友に会う機会があった。一様に最初に言われるのは「変わらないね」「46歳?」。童顔なのか、年齢より若く見えるらしい。ただ、首から下は年相応。今も2日後に襲ってきた筋肉痛で足が痛い。 今年のグランプリ、同学年の昭和53年世代は池田と菊地。2人とも記者とは対照的に衰えを全く感じさせない。中でも池田は2年連続で賞金ベスト6入り。数年前は膝関節がロックする症状に悩まされていたが、完全復活を果たしたとみている。「膝は手術した。またロックするのか、しないのかって感じ。もう一度ロックしたら?その時は終わりだね」。こう言って笑った姿からも、状態の良さがうかがえる。 今大会初戦となったトライアル2nd1回戦11Rは、枠なり3コースから外マイに出て3着。2Mで2番手の桐生を逆転することはできなかったが、それ以上にコンマ01で残った強運が光る。「スタートは早仕掛けしてしまったので放った。入っているかな?くらいで行った」と振り返った。 エース62号機に評判通りの手応えを得られてはいないが、周囲との比較で劣る気配もない。上位争いは十分に可能だ。菊地がFを切った今、わが同学年の最後の希望は池田。2nd最年長になっても色あせない絶品さばきに酔いしれたい。 【小西の買い目】4号艇で臨む12R。さすがに早いスタートは行かないだろうが、内の平本が動き平凡。1Mは好展開が待っている。<4><1>、<4><2>、<4><5>流し。 ◇小西 吾郎(こにし・ごろう)1978年(昭53)10月29日生まれの46歳。選手からサインをもらうために、ピットを50メートルほど走っただけで両足の太ももが筋肉痛。