「次回は真似する!」拗ねて公園から帰ろうとしない子どもを動かすお父さんのまさかの行動に22万いいね
子どもの機嫌は秋の空のようにコロコロと変わるもの。さっきまで楽しく遊んでいたと思いきや、ひょんなことで拗ねてしまってその場から動かなくなる……なんてことはよくあるものです。 【写真を見る】22万いいね!「素晴らしい発想」と話題になった子どもを動かす方法 今回ご紹介するのは、公園で遊んでいるときに拗ねてしゃがみこんでしまった子どもの写真。お父さんがどうにか帰宅するためにあれこれと工夫した結果、最終手段として行った方法が22万いいねを集めました。果たして、お父さんはどのような行動で子どもを動かそうとしたのでしょうか? ■「絶対帰らないぞ!」そんな子どもにお父さんが取った行動とは…? 公園の一角でうずくまる一人の子ども。下を向きしゃがみこむ姿からは、「この場から絶対に動かないぞ!」という強い意思を感じます。これはなかなか自宅に帰れなさそうな予感です……! ん?よく見ると周りに線のようなものが。何か描いてあるのでしょうか? なんということでしょう!子どもを中心に魔法陣が描かれています!このまま動かないのであれば、魔法陣の力で自宅まで転送してしまおう!ということですね。 魔法陣を描いたのは、父であるいえもり&7歳と4歳(@iewori)さん。子育てしたことのある方なら一度は遭遇したことがあるであろう「子どもが拗ねて動かず帰宅できない状況」を、ユニークな発想で楽しむ姿が22万いいねを集めました。 コメントには「僕も何度転送したいと思ったことか」「今度早速試します」との共感の声が多くありました。みんな同じような場面に遭遇して大変な思いをしているようです。また、「こういう時に自分を楽しくする能力が素敵」と発想の素晴らしさを褒める声も。大変なときでも少しでも楽しく感じられるような発想の転換って大切ですよね。 ■魔法陣で転送は成功したのか!?お父さんにインタビュー ――どのような経緯で魔法陣を描くに至ったのかをいえもり&7歳と4歳(@iewori)さんに尋ねてみました。 いえもり&7歳と4歳さん「4歳の子にボールをパスしたら、上の子に取られて拗ねました。機嫌を直してもらおうと最初は周囲で変な踊りをしていたのですが全く効かなかったので、そのときにできた円を広げて魔法陣にしています。」 ――魔法陣を描いたあとは無事に自宅へ転送(帰宅)できたのでしょうか? いえもり&7歳と4歳さん「妻が花見のために団子を買ってきていたので、それを食べて少し遊んでから帰りました。」 お団子の力も借りて、無事に帰宅できたとのことで何よりです。 ■息子さんたちとの心あたたまる日常の様子 いえもり&7歳と4歳さんは、ほかにもクスッと笑えるお子さんの姿を投稿しています。 たとえば、布団の上でうずくまっている4歳の息子さん。「何回ようちえん行ったらおやすみ?」と聞かれて、「4回だよ」と答えたら「1回がいいよーっ!」とだんごむしのようにうずくまってしまったそう。早く休日になってほしいという強い気持ちが伝わりますよね。体全部を使って感情を表しているのが子どもらしくて素敵です。 ほかには、橋の上で仁王立ちして何かを訴えかけている4歳の息子さんの姿もありました。何を話しているのかというと…… 「きれいな石見つけたからね、おとうさんにあげるからね、なくすと怒るからね」 橋の欄干に手を伸ばし、腰に手を当てて話す姿に思わず笑みがこぼれてしまいます。お父さんやお母さんから言われたことを覚えていて真似っ子したのですね。とてもかわいらしい一枚でした。 「子供が描いた絵本で笑い過ぎてお腹痛い。」という投稿も。どのような絵本なのか内容が気になりますね。 「あるところに山がありました。」 「それは大きくてふじさんより1メートル大きいのでした」 「じゃあ日本とくらべると?」 「こんなに!」 そして描かれているのは、日本の何倍も大きい富士山の姿。大人には描けない子どもらしい発想の絵本でした。しっかりストーリーとして成り立っているところもすごいですよね。 いえもり&7歳と4歳さんの投稿を見ていると、子どもの思いがけない行動やユニークな発想を楽しんでいらっしゃると感じます。忙しく大変な毎日ですが、少しでも心に余裕をもって今しかないこのときを楽しみたいですね。 文=武川彩香