「ケンカをしない夫婦は離婚率が高い」というデータも…夫婦は我慢せず“ケンカすべき”である理由
こんにちは。人生や恋愛を上手くいかせたい女性のために本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 共働きなのに、夫の単身赴任で3年以上もワンオペ育児。妻の涙に限界を感じた夫が取った行動とは【漫画】 いつもケンカばかりしている夫婦がいます。 しかし、ケンカをしているうちはまだ関係性は修復可能です。なぜなら、分かってほしいことがあるのに分かってもらえないからケンカになるのであって、そこには相手にちゃんと理解してほしいという欲求があるからなんですよ。 「もうコイツには何を言っても無駄だ」と思った瞬間から、その相手に理解を求めることはなくなるし、分かってほしいという気持ちすら持たなくなるのです。 特に共働き夫婦の場合、家での仕事量が多い人から先に「自分の方が大変なのに」という不公平感を感じることがよくあります。それが発端になって、「ちょっとは家のこと手伝ってよ!」「いつも私ばかりやってるじゃん!」という不満を相手にぶつけるわけです。 すると、「俺だって疲れてるんだよ!」「仕事でいっぱいいっぱいなんだよ!」と反撃され、そこからケンカに発展することも多い。 お互いの「分かってよ!」という気持ちのぶつけ合いがすれ違いになって、口論になってしまうのです。
ケンカをしない夫婦は離婚率が高いというデータがある
言い争いを積み重ねた方が、同じ問題が起きにくくなる ただ、ものには限度がありますから、毎日のようにお互いを罵り合うようなケンカをしている夫婦だと、話は変わってきます。この場合、相手に分かってほしいことがあるからケンカになるのではなく、相手を負かすことが目的になっているパターンの方が多いんですね。 つまり、いかに相手を傷つけてダメージを与えるかが、ケンカの目的になっているというわけです。 相手を負かすことが目的のケンカをお互いがしていると始末に負えないですが、分かってほしい気持ちがある前提でのそれは、どんどんやった方がいいです。 なぜなら、ケンカをしない夫婦って離婚率が高いというデータがあるんですよ。 このデータは、「新婚数ヵ月のとき、ちょっとしたことでケンカをして乗り越えた夫婦はその後も円満でいられる」という統計もあるのですが、なぜこのようになるのか? それは、ケンカを通じて、「どうすれば仲直りができるかを練習しているから」なんです。最終的には根本の問題を解決しているから、同じことでケンカにならないので、円満でいられるのもありますね。 だから、いくらケンカはした方がいいと言っても、何度も何度も同じことで揉めるようでは、厳しいようですが学習能力がないと言わざるを得ないし、揉める原因を作っている人がさすがに歩み寄りができなさすぎと言えるでしょう。