「ケンカをしない夫婦は離婚率が高い」というデータも…夫婦は我慢せず“ケンカすべき”である理由
衝突やケンカの耐性がある夫婦の方が強い
ケンカをしないことを目指すのは建設的ではない 前述したように、これまで一度もケンカをしたことがないラブラブ夫婦なんて極稀ですし、お互いがそう思っている関係なんてレア中のレアですから、そこを目指そうとしてもそれは無理な話なんですよ。 なぜなら、その夫婦は相性がばっちり過ぎる上に、お互いに一切ストレスを感じない2人がくっついただけなのだから。だから、スタート地点からすでに違うんですよね。 それに、どれだけラブラブ夫婦であってもケンカすることはありますから、ケンカをしないことを目指すよりも、イライラしたときやモヤモヤしたときの伝え方を、実戦を通じて学ぶ方がはるかに建設的だと言えるのではないでしょうか。 言うまでもなく、分かってほしい気持ちや言いたいことを、どんなに正しい言い方をしても揉めるときは揉めます。 でも、それでいいのです。 そのケンカを通じて、言いたいことをお互いが適切に言い合える信頼関係を作っていますし、それと同時に仲直りの方法も学ぶことができるのだから。 つい不満を溜め込んでしまうという人は、この機会に衝突やケンカの耐性をつけてみてはいかがでしょうか。 「そんなこと怖くてできない」と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、それは未経験の物事だから怖気づいてしまうだけで、度胸をつけるためには、未経験を「経験済み」にしないといけないので、お忘れなく。
【藤本シゲユキ 悲恋改善アドバイザー改め、リアライフカウンセラー】京都府出身。17歳から29歳までギタリストとして、バンド漬けの日々を送るが、30歳を迎える前に以前から興味があったホスト業界に転身する。入店2ヶ月目でNo.1の座を獲得し半年後に退店、独立。その後、5年間にわたりホストクラブの経営者として奮闘するかたわら、現場で知り合った累計1,000人以上のお客様の恋愛相談をこなす。その時に培ったノウハウを更に改良し研究を重ね、現在はリアライフカウンセラーとして活動中。「日本中の女性を恋愛だけではなく人生単位で一生しあわせになれるよう導く」を天命とし、カウンセリングのみならず、書籍出版はじめ幅広く執筆。座右の名は「勤勉は幸運の母である」。