【RIZIN】安保瑠輝也「何一つリスペクトしていない。ぶっ倒す」、緊急参戦のカリミアン「彼はビビッてるから反則ばかり気にしてるけれど俺は拳で語る」
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の第1部「雷神番外地」の記者会見が、26日(木)都内にて行われた。 【写真】舌戦を展開する安保とカリミアン 出場が決まっていた安保瑠輝也(チーム朝倉未来)の対戦相手が、元K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/チーム平本蓮)に決定。RIZINスタンディングバウト特別ルール(パンチのみ)2分6R、100kg契約、判定決着ありで行われる。 会見に出席した榊原信行RIZIN CEOは「ライアンは思った以上にケガが重く年明けに手術することになりました」と、当初、安保と大晦日に対戦が決まっていたライアン・ガルシアの近況を伝え、安保には来春に延期されたガルシア戦に備えて大晦日は試合をしなくていいのではと提案したという。 「でも安保は大晦日を盛り上げたいし、ずっと和歌山でトレーニングして自分のボクシング技術がどこまで通用するか、試合をしたいと言ってきました。これはって相手が見つからなく試合が流れるかなって中で、蓮がK-1のリングで出場を呼びかけて、朝久選手以外にもいろいろな選手から『俺もやりたい』とBLACK ROSE入りを求める選手がたくさん現れました。 その中で、本当に出てこれるのって選手から手が挙がって。プロモーター的には凄く面白い選手。ガルシアの真逆にいるような選手ですけれど、安保に伝えたら二つ返事で面白そうですね、大暴れしますと。彼の琴線に触れるような相手が見つかりました」と、決定までの経緯を説明した。 会見にはリモートで出席した安保は「大晦日参戦がライアン・ガルシアで決まっていてそれが流れて、試合までの期間残り2週間くらいの中で対戦相手が確定していなくて。その中で去年やったみたいに2週間でも平本とMMAでもやって盛り上げられればと思ったんですけれど、体重のこととか時間のことで折り合いがつかなくて、ファンのみんなには期待を外すような形になってしまってそこは申し訳なかったと思っています そんな中でシナ・カリミアンが手を挙げて参戦してくれて。ライアン・ガルシアからしたらシナ・カリミアンなんか格下なんですけれど、彼は反則王でK-1のクルーザー級王者だった時代もあったけれど正直ファイターとして何一つリスペクトしていないし、ガルシア戦へ向けて相当ハードなトレーニングを積んできた俺の前に立ちはだかれる相手でもないから。それでも僕の試合をたくさんの人が見たいと言ってくれたので、シナ・カリミアンを派手にリング上でぶっ倒したいと思います」とコメント。 カリミアンは「いろいろありましたが私は京太郎選手をボクシングで倒したし、今回はちょっとでもボクシングを教えてやろうかって気持ちです」と、安保にボクシングを教えてやると不敵な笑み。元プロボクシングOPBF東洋太平洋ヘビー級王者の京太郎とは2021年9月のK-1で対戦し、右ストレートをヒットさせてあわやの場面を作り、延長戦にてヒザ蹴り、前蹴りで判定勝ちしている。 それを聞いた安保は「ボクシング教えてやろうかって言う前に、お前はそもそも演劇部やん。当たってから効いてそこから失神するパターンとかあるの? 俺がボクシングを教えてやるから、演劇教えて」と、10月のK-1で行われたクラウディオ・イストラテ戦の疑惑のシーンをスマホで見せる(クリンチ状態でイストラテのパンチが後頭部に当たり、カリミアンが倒れて試合続行不可能になった)。 安保が「反則しかしないチキンなのに、自分のことヒーローとか言ってバカか」と言えば、カリミアンは「私は反則というよりもハンサムです」とニヤリと笑った。
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