「竹島の日」式典に政務官派遣 閣僚見送り、12年連続
松村祥史領土問題担当相は16日の記者会見で、島根県などが22日に松江市で開く「竹島の日」式典に、平沼正二郎内閣府政務官(自民党)が出席すると発表した。政務官出席は12年連続。韓国は竹島を実効支配しており、式典開催に反発している。今回も格上である閣僚の派遣を見送ることで、両国関係に影響しないよう配慮した形だ。 松村氏は「韓国は国際社会のさまざまな課題にパートナーとして協力していく重要な隣国」とした上で「政府内で諸般の情勢を踏まえて検討した結果、政務官が出席することとなった」と説明した。島根県などは首相や関係閣僚の式典出席を求め招待状を送っている。