見えた最先端トレンド!若手の熱量に共感 2025年春夏ロンドンダイジェスト
ショーはニュー・オーダー(New Order)の「Paradise」をBGMにスタート。スキニーパンツや細いネクタイ、サテンやベルベットなどのセンシュアルな素材使いのジャケットなど、「アーロン エッシュ」の第一印象はエディ・スリマン(Hedi Slimane)でした。
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グランジから貴族まで、これがイギリス
グランジムードを楽しんだ後は、「リチャード クイン(RICHARD QUINN)」のショーへ。会場は5つ星ホテルの「ザ・ドーチェスター」。会場に広がっていたのは英国貴族の社交界のような光景でした。豪華絢爛なドレスをまとって「How do you do?」とあいさつし合うお姫さまたちがたくさん。超庶民の私はこんな世界が本当に存在していたんだと、開いた口が塞がりません。
大きなシャンデリアがいくつも吊るされた会場で、生のオーケストラ演奏でショーは開幕。コレクションは圧巻すぎて、もはやディテールに目が行きませんでした。私が幼少期の頃、大好きだった「美女と野獣」のベルが着ている黄色のドレスを両親にプレゼントしてもらったことがあり、当時の何とも言えないドキドキ感を思い出しました。どれくらいビジネスになっているかという難しいことは抜きにして「リチャード クイン」のコレクションはただただ美しく、夢を見させてくれるものでした。