かんぽ不適切販売問題 日本郵政らが会見(全文6)現場の問題を社長は知らなかった
コンプライアンスアドバイザーを担うのは?
植平:ちょっとすみません、正しく受け止めてたかどうか分かりませんが、民営化がスタートした時点で、かんぽ生命は生命保険商品を製造し、その大半の販売の担い手に日本郵便さんがおられて、そういう関係で、生命保険会社と販売代理店の関係でスタートしています。そのときに、当然われわれのほうにもじかに、直営で法人向けに商品を売る部隊がおりまして、そういうしつらえで今、スタートしております。 さっき、どなたかのご質問にもございましたけれども、これが今後ともずっと続いていくのか、あるいは続けていく必要があるのかどうかということについては、おそらくいろんな可能性、あるいはいろんな議論が、これはできる話だと思っておりまして、今後、自分たちとして新しい直営部隊を持つのがいいのか、あるいは別の代理店さんとの関係を持っていくのがいいのか等々につきまして、これはもう当然ながら関係者とも含めて、そういった戦略立案を、相談をし、何が一番最適な答えであるかということをしっかりと見定めて、今後の戦略に生かしていくということが必要だろうと思います。それは、何か決まっているわけでもなんでもありませんけれども、そういった戦略の可能性については、必要な議論は大いに行っていきたいと思いますし、いくべきだというふうに思います。 横山:コンサルティングアドバイザーです? 2つ目の質問。そうですね。コンサルティングアドバイザーについて申し上げますと、この商品、まず商品ありきでお客さまにセールスするというのは、われわれとしてはやってはいけないことだというふうに考えております。それぞれのお客さまの家族構成、財産の状況、あるいはライフステージに応じて、どんなニーズがおありになるのかというようなことを一緒に考えながら、じゃあこういう金融商品が今、ふさわしいですね、というようなことをご相談に乗りながら提供していくという、金融総合コンサルタントを育てるためのアドバイザーという位置付けでございます。 郵湧新報:【******* 04:06:12】。 横山:そうです。 司会:よろしいでしょうか。今の方の、真ん中で今手あげている、紺の上着、着てらっしゃる方。真ん中のブロックの中央です。