Nexon CEO イ・ジョンホン氏に独占インタビュー!『アラド戦記』や『メイプルストーリー』などの世界的IP活用戦略と「初恋の相手、Nexonへの熱い想い」【G-STAR 2024】
11月14日~17日にかけて、韓国・釜山にてゲームイベント「G-STAR 2024」が開催されました。Game*Sparkは、この韓国最大規模のゲームイベントでメインスポンサーを務めたNexonのCEO イ・ジョンホン氏へインタビューを実施。『アラド戦記』や『メイプルストーリー』など老舗IPを活用した今後のIP戦略から、20年以上にも及ぶ「Nexon一筋」のキャリアを持つイさんのゲーム文化やNexonに対する想いまで、インタビューを通して伺いました。 【画像全8枚】
――イさんのキャリアについてお聞かせください。
イ・ジョンホン: 新卒でNexonに入社し、以降20年以上にわたってこの会社で働いています。最初はゲームの開発チームに入り、MMORPG『風の王国』に携わりました。当時、韓国ではITベンチャー企業ブームが起きていて、Nexonにも優秀なエンジニアが多数在籍していました。「私が2日間悩み続けていたバグをほんの30分で解決してしまう」というようなハイレベルな方もいましたね。そうして仲間たちの優秀さを感じる中で、自分は開発のみならず他の分野でも能力を活用する必要があると考え、以降はビジネス面やゲームサービスの事業全般に関わっています。
――「G-STAR 2024」初日のNexonブースを見て、どのように感じましたか。
イ・ジョンホン: 今回の「G-STAR」では様々なタイトルを試遊展示しましたが、多くの方が熱量を持ってプレイしてくれて、その姿が非常に印象に残りました。新作を披露するだけでなく、実際に手にとって試遊してもらい、プレイヤーからのフィードバックが得られる重要なイベントだと考えています。
――今回のNexonブースにおける目玉タイトルは『SUPERVIVE』だったと思いますが、このタイトルをプッシュした背景や、プレイヤーの反応について教えてください。
イ・ジョンホン: 今回の「G-STAR」で『SUPERVIVE』を目玉タイトルに選んだ理由は11月21日にローンチを控えていたためでしたが、本作を試遊したユーザーからの反応は非常に熱く、嬉しい思いです。
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