【694名が回答】現役高校生が語る「自己効力感」のカギ、勉強と人間関係が自信を支える――リクルート調査
株式会社リクルートは、進路情報メディア「スタディサプリ進路」において、現役高校生を対象とした「自己効力感に関するアンケート」の結果を公表した。 【画像】自信を持つことに強く影響すること TOP3 同調査では、「自分ならできる」という自信に影響を与える要因にフォーカスを当てており、回答者の多くが「勉強を頑張っていること・良い成績が取れたこと」や「周囲の人に褒められること」を重要視していることがわかった。 また、自信に影響を与える人物としては、「高校時代のクラスメート・友だち」「中学時代までの友だち」「保護者」がTOP3にランクインした。以上のことから、同世代の友人だけでなく、身近な大人からの評価や支援も高校生の自信を支える大きな柱であることが浮き彫りになっている。 保護者の言葉による自信形成について聞いたところ、高校生が自信を得た保護者の言葉として「頑張ったね・頑張っているね」「○○ならできる」など、直球の褒め言葉が上位に挙がった。さらに、「受験や進学に対する自信の度合い」を尋ねた質問では、回答者の中央値が60%となり、全体的に前向きな意識が伺える。 今回の調査で興味深いのは、高校生の自己効力感の高さである。日本人特有の謙虚さが強調されがちな中、「何かに挑戦するとき『自分ならできる!』という自信がある?」という質問に対し、73%が「YES」と回答している。さらに、「良い人生に自信は関係あるか?」の問いには、78%が「YES」と回答した。 「スタディサプリ進路ブック」編集長の金剛寺千鶴子氏は、「今回のアンケートで、保護者や友人からの言葉で自分への自信を得られている様子が見られた。保護者や友人との間に、ポジティブなコミュニケーションがあるようだ」とコメントしている。 【アンケート概要】 調査方法:インターネットリサーチ 調査対象:全国高校生男女(「スタディサプリ進路」の高校生エディター/公式LINE登録者) 有効回答数:694人(男子252件、女子433件、回答しない9件) 調査実施期間:2024年11月12日~11月14日 調査機関:株式会社リクルート
こどもとIT,編集部