【異変】東京・晴海に“謎のキーボックス”あちこちに… 誰が何のため?住民不安の声「すぐ解決してほしい」
高層マンションなどが立ち並ぶ東京・中央区の晴海地区。東京湾を臨むこの閑静な住宅街で今、“ある異変“が起きています。 【写真12枚】東京・晴海に“謎のキーボックス” なぜ?どんな場所に? 画像で見る めざまし8取材班が見つけたのは、電柱に不自然に取り付けられた“謎の箱”。 めざまし8取材班: 電柱に何か黒い箱のような物が取り付けられていますね。公園や幼稚園などが立ち並ぶ中、こんなところにキーボックスが設置されています。 よく見ると、鍵を収納するキーボックスのようです。この“謎のキーボックス”は晴海の街の至るところで見つかりました。 めざまし8取材班: あ、ここにもキーボックスが設置されています。同じ電信柱に2個もついていますね。 めざまし8取材班: こちらには、3つ同じところにくっついています。 めざまし8取材班: こちらのキーボックスは、すでに開けられていて中は空っぽです。 2024年6月10日にめざまし8が取材しただけで、晴海地区周辺で8カ所にわたり点在。 併せて12個もの“謎のキーボックス”が電柱やフェンスなどに設置されていました。 この“不気味な光景”は、SNSなどでも多く拡散され、話題になっています。
“不気味な光景”に近隣住民も不安な思い
近隣住民に“謎のキーボックス”について話を聞きました。 近隣住民: 不安ですし、結構ごっついじゃないですか、なので、中にどんなもの入ってるか?ちょっとわからないのですぐ解決してほしいなと。 近隣住民: 気持ち悪いよね、なんの意味があるのかなって意味が分からないですよね、なんかあるのかな。なんだろうね爆発とかあるのかな。 近隣住民: スーツケースを引いてる人がやってきて、そこでなんか、鍵をこうやって、マンションに向かっていくっていう… 近隣住民の一人は、スーツケースを持った人がキーボックスから鍵らしきものを取り出しているのを見たといいます。
専門家が指摘「居住者に偽装」の可能性
一体、誰がどんな目的で設置したのでしょうか? 元埼玉県警刑事の佐々木成三さんに話を伺いました。 元埼玉県警捜査一課 佐々木成三氏: 「違法民泊」ということだと思います。 (マンションの)利用規約に違反する使い方だったり、違法に民泊をする者たちがこういったキーボックスをバレない外に設置して、あたかも民泊で来る宿泊者じゃなくて居住者に偽装するため、外にキーボックスを取り付けているということだと思います。 住宅を利用し、旅行者などに宿泊サービスを提供する「民泊」。本来、事業者として、各自治体への届け出や許可が必要ですが… 佐々木さんによると、届け出をしていない「違法民泊業者」が、利用する人を居住者のように偽装するため、部屋の近くではなく、電柱などにキーボックスを設置した可能性があるといいます。 近隣住民: 大きなリュックを背負って、スーツケースを転がしてるので、ほとんど海外から来た人でしょ。ちょうど旅行で来てるでしょっていうふうにしか見えない。 近隣住民: キーボックスから取っていくっていうのがちょっと住民ではないと思うんですけど。 外国人観光客なのでしょうか? キーボックスをいじっていたのを見たという住民の声もありました。 (『めざまし8』 2024年6月11日放送より)
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