“飛び抜けたユベントス愛の持ち主” ロカテッリが悲願のセリエA優勝へ「もうこれ以上言い訳できない」
イタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが「今季のユベントスに期待してほしい」と語る。 ミラン出身も幼少期からのユーベファン、ロカテッリ。サッスオーロで脚光を浴びたのち、アーセナルの打診に目もくれず、ユベントス移籍を選んだ生粋のユベンティーノである。 そんなロカテッリだが、激動の時代にユーベ入りしたこともあり、加入から過去3シーズン、まさかのスクデット(セリエA優勝)なし。 それでもチアゴ・モッタ監督の就任で風向きが変わり出したユベントス。ロカテッリはイタリア『トゥットスポルト』のインタビューで、「もうこれ以上言い訳できない」と語った。 「子どもの頃、いわゆるアイドルという存在は僕にいなかった。夢はただひとつ、ユベントスの選手になること」 「アーセナルが眼中にもなかったわけじゃない。アルテタのサッカーが好きだし、尊敬しているよ。けど、アイドルじゃないにせよデル・ピエロとネドヴェドを尊敬してきた僕は、家族と神に支えられ、夢のほうへ進んだんだ」 「ユーベに来て3年間、僕は人間として成長できたと思う。課題は『一貫性』。正直僕はネガティブな方向に疑問を抱くことが多く、いつも改善を自らに求めてきた。現時点で、ユーベの全選手も、もう一歩向上しないといけない」 「ここのところ0-0が続いている。でも、同じ0-0でもローマ戦よりナポリ戦が良い内容だったと断言する。アントニオ・コンテのチームに完封されてしまったね。すぐにチームで話し合いと分析が行われ、一方では『こんなこともあるよね』と切り替えなくてはならない」 「今季のスクデット? 今でもインテルの完成度が最も高いと見るべきだ。けど、ナポリが強い。ミランもすぐに良くなる。素晴らしいチームが複数ある。ユーベもその1つだ。もうこれ以上言い訳できない。一歩ずつやるだけだ」 2019-20シーズン以来5年ぶりのスクデットを目指すユベントスは28日、セリエA第6節で難敵ジェノアとのアウェイゲームに臨む。
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