東京在住ですが、福岡の友人から「結婚式」に招待されました。この場合「交通費」は自己負担ですか?
友人の結婚式に招待されたものの、場所が遠いため交通費が高額になるケースがあります。結婚式に参列するゲストの交通費は、新郎新婦側が負担するケースと、ゲストが負担するケースがあるため、早めに確認しておきましょう。 今回は、結婚式に遠方の知人を招待する場合の交通費マナーや、東京と福岡間の交通費、また交通費の負担が難しいときの対処法についてもご紹介します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
結婚式を行うときの交通費マナーとは?
交通費は、新郎新婦側で負担することが理想とされています。しかし、遠方からのゲストが多い場合、全員分を全額負担するのは経済的に難しいかもしれません。もし全額負担が難しい場合は、半額負担を検討しましょう。 また、新郎新婦側で交通費を負担するのか、負担する場合はいくらなのかをゲストに伝えておく必要があります。直前に知らされて交通費が高かった場合、ゲストがお金を用意できないケースがあるかもしれません。 なお、交通費を渡す場合は、金額の基準も事前に伝えておきましょう。「人によって受け取った額が違う」などのトラブルが発生するのを未然に防げます。同じ地域から来るゲストには同額を渡すなど、金額に差が出ないような配慮が必要でしょう。 なお、株式会社リクルート ゼクシィが実施した調査によると、お車代を渡す・渡さないの境界線について、「かかる交通費が〇円以上なら渡す」と金額によって決めている方が3割以上いるという結果でした。 ほかにも、「飛行機や新幹線を使うなら渡す」など、交通手段によって決める方法もあるようです。 渡した金額としては、「実費」「ほぼ全額」「気持ち程度」などとさまざまなようです。
東京から福岡(博多駅)への交通費
今回は、新幹線で指定席を利用したと仮定して、かかる費用を計算しましょう。ある乗り換え案内サイトによると、東京駅から博多駅まで新幹線を利用したときの費用は、指定席で片道2万3810円、往復だと4万7620円です(令和6年8月時点)。 また、東京-福岡間は距離があるため、ホテルに前泊して結婚式に参列する場合もあります。前泊が必要な場合に、新郎新婦側が泊まる場所を用意するケースと、ゲストが自分で用意するケースがあるため、事前に確認しておきましょう。ゲストが自分で泊まる場所を探す場合は、ホテル代の負担も考慮する必要があります。 博多駅周辺のビジネスホテルは、大人一人で1泊5000円~1万円程度となっているため、交通費と合わせると5万円~6万円程度の負担になる可能性があります。