ここはケチるべきじゃなかった…!「自宅のリフォームで後悔していること」を経験者108人に聞いた。
その他、こんな意外な後悔も…
「新たに設置してもらったコンセントの場所を間違えて、炊飯器、電子レンジ、Wi-Fiのコンセントが大渋滞。延長コードを使っても足りていない」(51歳女性/主婦) 「台所のコンセントを増やしておくべきだった。調理機器はコンセントが短いものが多く、コンセントが届かない。炊飯器やジューサーミキサーなどコードが1メートルぐらいしかないので困る」(66歳女性/総務・人事・事務) 「便器がトイレのスペースに比べて大きすぎた」(60歳女性/その他) 「オール電化にしたらオール電化ではお餅が焼けなかった」(69歳男性/その他) まさか、「しまったお正月なのに餅が焼けない!」なんて後悔する羽目になるなんて、リフォーム前にそこまで予測できませんよね……。ちなみに、IH対応の焼き網なども各種販売されているので、工夫次第でお餅を焼くことはできそうです。 それから、筆者的に完全に盲点だったのは、コンセントに関するトラブル。言われてみれば、私たちの生活空間は電化製品だらけ……。コンセントの数や配置は地味だけれどリフォームにおける重大ポイントのひとつかもしれません。
「後悔したことはない」との声も…
「経年劣化したものを新しく高性能なものにバージョンアップさせたのだから、良いことしかない」(67歳男性/その他) 「後悔はない。もっとリフォームしたい」(43歳男性/その他) 「リフォームというか、騒音防止のために二重窓の取り付け工事をやっただけなのですが、それなりに満足。いろいろ言うとキリがないと思っています」(59歳男性/その他) ここまでネガティブな声ばかりご紹介してきたので、「リフォームって何か難しそう……」としり込みしてしまった人もいるかもしれませんが、どうかご安心ください。“リフォームで後悔したこと”がテーマのアンケートでしたが、「後悔したことはない」とのリアクションも多数寄せられました。 あれこれ悩んで先延ばしにするよりも、思い切ってやってみたほうが「こんなに快適になるなら、もっと早くやっておけばよかった!」となりやすいかもしれません。 住居は生活の基盤だからこそ、リフォームの成否はQOL(クオリティ オブ ライフ)に大きく影響します。限られた予算で行う以上、あれもこれも完璧に……というわけにはいきませんが、少しでもおうちの満足度を高めるために、経験者のみなさんの声をぜひご参考にしてみてはいかがでしょうか?
中田綾美