元F1ドライバーが“驚異のドラテク”で魅せた! あわやコースオフ→劇的オーバーテイクの瞬間「ほとんど芝生じゃんw」解説者も唸る
【スーパーフォーミュラ】第5戦(決勝・8月25日/モビリティリゾートもてぎ) 元F1ドライバーの小林可夢偉(Kids com Team KCMG)が、国内最高峰のレースで木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)とバトル。老獪なテクニックで注目を集めるひと幕があった。 【映像】コースオフ寸前→劇的オーバーテイクの瞬間 小林は、フォーミュラレースの頂点であるF1にも参戦経験があり、WEC(世界耐久選手権)のル・マン24時間レースでも優勝を飾るなど、燦然たる成績をおさめてきた歴戦のドライバー。スーパーフォーミュラではまだ優勝経験がないものの、2015年から参戦しているベテランで、レースごとにその存在感を示している。 第5戦の決勝では、21周目に木村との激しいバトルを繰り広げた。 小林は、5コーナー手前のストレートで木村のインに入ろうとするも、木村もそれに抵抗して激しくブロックし、小林はややコース外に押し出される形になった。小林は、マシンの右半身をほぼコース外の芝生に落とした状態でブレーキング。通常なら左右のグリップ差によってマシンのコントロールを失ってもおかしくない場面だが、暴れる車体を制してコースに踏みとどまり、そのまま5コーナーのインから木村をオーバーテイクし、15番手を奪取した。 この一連のオーバーテイクショーに、解説の大草りきも「すごいですね、あそこで飛び出してちゃんとブレーキを止めきるのはさすがの技ですね」と感嘆。ABEMAの視聴者も「こりゃ危ない 寄せすぎ」「ほとんど芝生じゃんw」「カムイかっけえ」「可夢偉えぐw」などとベテランの技を賞賛していた。 (ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)
ABEMA TIMES編集部