さすが、パリマダム!飾らない上品さ「ベージュ」の着こなし
色と柄を極めて、好きなものだけ、気ままに、エレガントに。年齢を魅力的に重ねるパリマダムがいっそう輝いて見える理由は、エレガントで気負いのないファッションを楽しんでいるから。 【写真】抜群におしゃれ!パリ・ミラノマダムのコーデ
ルイーザさん(モデルエージェント勤務)
オープンフロントが特徴のトーテムのコートは、存在感があり主役になる一枚。エゴールドイーのホワイトデニムに幾何学模様のスカーフなど、全体をベージュ+モノトーンでまとめた。エルメスのバッグ、「コンスタンス」やプラダのブーツでモードな香りづけを。
ソフィーさん(デザイナー)
オーバーサイズのジャケットはアクネ ストゥディオズ。ネイビーを軸にした着こなしに、リラクシーなベージュのチノパンが明るさとほどよい抜け感を添える。ニューバランスの厚底スニーカーでスタイルアップし、トラッドな中にカジュアルさをプラスして。
グレースさん(会社員)
立体的なシルエットをつくるボンディング加工のコートを主役に、ワイドパンツを合わせたオーバーサイズな着こなしは、全身マックスマーラ。コンパクトなヘアでバランスよく。首もとのスカーフは、イエローを効かせ、ふんわり感を出すアレンジでこなれムードに。
クセニアさん(シェフ)
ベージュトーンのボブヘアがバランスよくなじんでいる同色のノーカラーコートは、ザ・ロウ。シンプルなアイテム選びで、ブルーの刺繡が美しいドリス ヴァン ノッテンのパンツがきわだつ着こなしに。エルメスのバッグは、オープンにするのがマイスタイル。
パトリシアさん(インテリアリサーチャー)
カシミヤのセーターにマルニのレザーコートをレイヤード。ワンドラーのバッグもベージュで合わせ、カラーグラデーションで上品な奥行きを。パンツは、コートの襟に合わせてネイビーを選択。アイテム選びは、街での一期一会の出会いを大切にしているそう。
撮影/Mika Inoue 取材・原文/Shoko Sakai ※エクラ2024年2・3月合併号掲載