3つの戦略でバスの居場所を突き止めろ! メガバスルアーで攻める『シャローカーバー』
戦略2:ヘビダン/中間をじっくり攻めるヘビダン
カバーの少し内側からカバー周りまで、クランクとカバー撃ちの中間的アプローチになるのがヘビーダウンショットリグだ。イメージはカバーに対するフィネスアプローチ。カバーの薄い場所に落とし込んだり、手前をズル引きして口を使わせるのが狙い。横に引っ張ることを意識するならハゼドンシャッド3インチ、よりピンポイントでの誘いを意識するならボトルシュリンプ3インチを小松さんは使い分ける。カバーの中はしつこく狙われがちだが、薄い箇所(外側や先端)は竿抜けになっていることもあるので季節を問わず狙い目だ。 カバーに落としたらゆっくりと乗り越えさせて、手前に1 ~ 2メートルほどロッドワークで動かしていく。この際、軽いシンカーではテンポが悪くなるため、小松さんは5グラムを基準に使用。風の強さ次第では7グラムも使用する。タックルは強めのベイトフィネスタックルがオススメだ。 【小松さんのヘビダンタックル】 ●ロッド:デストロイヤー F4-66Xサイクロン●リール:07メタニウム(シマノ)●ライン:FCスナイパーBMSアザヤカ12ポンド(サンライン)
戦略3:カバー撃ち/奥の奥へと届けるカバー撃ち
春が進むほどにバスはよりカバーの奥に入っていくため、じっくりカバーを攻めるなら相応のリグが必要となる。小松さんはボトルシュリンプ4インチをビフテキリグで使用。カバーに撃ち込み、着底後に2 ~ 3秒シェイクして回収を繰り返していた。テキサスリグに比べてラインがカバーにかかっている状況でもビフテキリグならワームの姿勢が崩れないのが強みだ。 【小松さんのカバー撃ち用タックル】 ●ロッド:デストロイヤーF6.1/2-67Xタキオンシャフト●リール:ラウダ72(メガバス)●ライン:FCスナイパーBMSアザヤカ16ポンド(サンライン)