【中学受験2025】青山学院が入試日変更 「プチサンデーショック」で、ほかの付属校の人気にどう影響?
残り1カ月、どのような勉強をすればいいのか藤田さんに聞いた。 「過去問演習も一通り終わり、見直しの時期に入っていると思います。覚えきれていない単元が見つかるとあわててしまうと思いますが、その必要はありません。弱点が見つかったら、夏休みにまとめて勉強したテキストや問題集をもう一度見直してみましょう。苦手な単元に注目して夏休みの学習に戻る、これが直前学習のコツです」 これまでのペースを崩さず、体調をコントロールしていくことが大切だ。 「本番が間近に迫り、気持ちに余裕がなくなる時期ですが、無理をして夜更かしをするのではなく、睡眠時間を確保して健康を維持し、万全の態勢で入試に臨んでほしいですね」(藤田さん) (取材・文/柿崎明子) 〇北一成/首都圏模試センター教育研究所長。40年にわたり中学受験の入試予想と分析に携わる。これまで取材した中高一貫校は400校以上にのぼる。 〇藤田利通/首都圏を中心に展開する中学受験・高校受験対策の大手進学塾「栄光ゼミナール」の入試情報センター責任者。中学・高校のどちらの入試情報も統括する。
柿崎明子