仙台“バンディエラ”梁勇基氏が引退試合へ「心より感謝」 今年12月14日にユアスタ開催予定、現在は開催申請中 | Jリーグ
【国内サッカー 最新ニュース】ベガルタ仙台は7月24日、今年12月14日に本拠地『ユアテックスタジアム仙台』にて開催を予定している元北朝鮮代表MF梁勇基氏(現クラブコーディネーター)の引退試合概要が決定したことをクラブ公式サイト上で発表した。 仙台で公式戦通算617試合に出場し、83ゴール61アシストをマークした梁氏の引退試合が12月14日に実施される。 1982年1月7日生まれの梁氏は現在42歳。2004年に仙台へ入団すると、2019シーズンまで同クラブでプレーした。2020、2021シーズンはサガン鳥栖に在籍したものの、2022年1月には完全移籍で仙台に復帰。2023シーズン限りで現役を引退するまで、仙台の“バンディエラ”(イタリア語で『旗手』『旗頭』の意味。一つのクラブやチームに長年所属している選手を指す)として多くのファンに愛された。 仙台のクラブ公式サイトによると、梁氏の引退試合は12月14日の14:00にキックオフ予定。会場は本拠地『ユアテックスタジアム仙台』での開催が想定されている。日本サッカー協会(JFA)およびJリーグへ開催申請中で、同サイトは「承認次第、クラブのオフィシャルSNSなどで改めてお知らせします」と伝えている。なお、開場時間等も決定次第告知される模様だ。 また、同サイトには次のように梁氏のコメントが掲載されている。 「この度、ベガルタ仙台をはじめ、多くの方々のご協力により、引退試合をさせて頂く事になりました。心より感謝申し上げます。沢山の思い出の詰まったユアテックスタジアムで、かつて、一緒に闘い、切磋琢磨し合った仲間達と、ボールを蹴ることが今から本当に楽しみです」 「私自身はもちろん、当日ご来場してくださる、ファン、サポーターの皆様にも楽しんで頂ける1日になるよう、準備していきたいと思います。引退試合を通じ、改めてサッカーの素晴らしさや楽しさを皆様と感じ、共有出来ればと思います。またユアテックスタジアムでお会いしましょう」