「シティの魂とスピリットはそこにある」直近10戦1勝でダービーへ。最大の危機にあるペップの覚悟。宿敵新監督アモリムはどう見る?
「彼は良い仕事をしている」
現地時間12月15日に開催されるプレミアリーグ第16節で、4位のマンチェスター・シティは、13位のマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦する。大注目のダービーを前に、キャリア最大の危機にあるジョゼップ・グアルディオラ監督が覚悟を示した。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショット プレミアリーグ4連覇中のシティだが、現在絶不調だ。10月30日のトッテナム戦(1-2、リーグカップ4回戦)を皮切りに5連敗を喫すると、その後も勝ち星を積み上げられず。直近10戦で1勝2分7敗と、近年では考えられない厳しい状況が続いている。 ただ、闘志は決して消えていない。クラブ公式サイトによれば、在任9年目の名将は「このチームの魂とスピリットはそこにある」と力強く語った。 「ファンが悲しむのは分かるし、完全に理解している。このグループの選手たちは一時代を築き、誰もやったことのない偉業を成し遂げた。監督だけでなく、チームとしての一挙手一投足に厳しい目を向けられている。時には悪い瞬間もあるけれど、仕事を続けなければならない。自分に何ができるかをもっと考えるべきだ。もっとシュートを打たなければならないし、ミスを減らさなければならない」 ユナイテッドには、スポルティングで偉大な功績を残したルベン・アモリム監督が新たに就任した。「アモリムはすでユナイテッドにインパクトを発揮している?」と問われた際、グアルディオラ監督はこう答えた。 「すでにそこにある。彼らがやり始める全てのパターン、動き、走り、ペース...。彼は良い仕事をしている。彼はきっとやってのけるだろう」 シティは新体制となった宿敵を打ち破り、復調のきっかけを掴めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部