世界のロイヤルレディがまとった「麗しのウエディング・ベール」【後編】
ベールに思いを込めて
ドレスをすっぽり包み込む5mのベールには、イギリス連邦53カ国を表す花、そしてハリー王子と暮らしたケンジントン宮殿の庭に咲くロウバイの花、彼女の出身地であるカリフォルニアの州花の刺しゅうが施されて。また最初のデートの日に着たドレスの布の一部がサムシング・ブルーとして縫い付けられました。
エカテリーナ・マリーシヴァ/ドイツ
ドイツの王族、ハノーファー家のエルンスト・アウグスト・ジュニアと結婚したロシア人デザイナーのエカテリーナ・マリーシヴァ。サンドラ・マンスールが手がけたレースドレスに合わせたのは、重厚感のあるハノーファー・フローラル・ティアラとロングベール。ベールにはドレスと同様のレースとパールの精巧な刺しゅうがあしらわれ、うっとりするほどロマンチックです。