がん治療で泣く泣く手放した愛犬と…寛解したカナダ人男性、2年ぶり感動の再会に涙、涙
あるカナダ人男性が2年前にがんになり、治療のために心から愛していた犬の世話ができなくなった。身を切られるような思いで、動物保護センターに預けたが、先日、がんが寛解。愛犬を取り戻すことができた、その物語が話題になっている。 【写真】英国の獣医が3Dプリントの特殊ねじで愛犬を救う! 脊椎の異常で瀕死の状態から見事復活 注目を集めているのは、オンタリオに住むマイケル・ネイラーさん(45)と愛犬のミニー。マイケルさんはミニーは「魂の双子」だという。「私たちは互いに深く結びついています。不思議なことですが、私はあの子が行けない場所には行きません」 そんなマイケルさんは2年前、すい臓がんと診断された。病状が悪化するにつれ、ベッドから起き上がることもままならない日々が続き、ミニーを十分に世話することが困難に。それでも、ミニーはマイケルさんのそばを一歩も離れず、その忠誠心のせいで、ミニー自身の健康にまで悪影響を及ぼすようになったという。 打つ手がなくなったマイケルさんは2022年、心が張り裂けるような思いで、ミニーをグレーター・ナイアガラ動物愛護団体(HSGN)に預けた。 マイケルさんもつらかったが、ミニーもマイケルさんと離れ離れになったことで、施設で「完全に心を閉ざし、悲しみに沈んでいた」という。 ミニーは1年ほどして別の里親に引き取られたが、今年5月、里親の事情により、またHSGNに戻ってきた。 一方、マイケルさんもすい臓がんとの診断は誤診で、実際は腸がんであることが判明。新しい治療は始めた結果、10月にがんが寛解したのだ。 マイケルさんはHSGNのサイトでミニーが戻っていることを知り、すぐに引き取りに行った。マイケルさんとミニーの再会には、その場にいたみんなが涙したという。写真はその感動的な瞬間で、HSGNが10月30日にフェイスブックに投稿した。 再びミニーと一緒に暮らせるようになったマイケルさんは「ようやく自分が完全に戻ったように感じます」と語った。 このエピソードは米誌ピープルや米NBCテレビでも紹介され、カナダはもちろんアメリカでも感動を呼んでいる。 愛犬は人生のパートナー……もっと“涙活”したい人は、以下の関連記事もぜひ!