「厚生年金なのに月10万円未満」実は少なくない…低年金になってしまう3つの理由とは
まとめにかえて
今回は、老後に受け取る年金が「少なくなる人」の特徴と、対策方法について解説してきました。 老後の年金だけに頼るのではなく、資産運用で自身の将来資金をつくる自助努力も必要になってきます。 ファイナンシャルアドバイザーの筆者は普段から、働き世代を中心に資産運用のご相談を多く受けます。 ご相談者のほとんどが、老後の年金への不安があり、資産運用をはじめたいと考えています。 数年前まで、資産運用というものに対して抵抗感のある方が多かったですが、近年、SNSなどの情報発信ツールの発展により、多くの方が手軽に情報をつかんで興味を持たれる方が増えています。 NISAやiDeCoなどの税制優遇制度は国も推進しており、実際にはじめてメリットを感じているかたも多いはず。 しかし、資産運用にはメリットが多い半面、リスクについても考えておく必要があります。それぞれのメリットデメリットを理解して、ご自身に合った資産形成を考えてみましょう。
参考資料
・厚生労働省「2023(令和5)年 国民生活基礎調査の概況」 ・日本年金機構「公的年金制度の種類と加入する制度」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・厚生労働省「年金を受けとるために必要な期間が10年になりました」 ・日本年金機構「3号不整合記録問題とは何ですか。」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・厚生労働省「これまでの年金部会も踏まえてご議論いただきたい論点」 ・国民年金機構「国民年金保険料の追納制度」 ・日本銀行情報サービス局「「生活意識に関するアンケート調査」(第99回<2024年9月調査>)の結果 」
入慶田本 朝飛