節約のため、外食前に自宅で「おにぎり」を食べるようにしています。腹持ちがよいので「外食費」を抑えられていると思うのですが、体にはあまりよくないでしょうか?
外食前におにぎりを食べると節約になる?
外食前におにぎりを食べると、消化がゆっくりで満腹状態が持続しやすくなるため、注文する量も自然に少なくなることが考えられます。 さらに、先に主食を食べているため、外食先ではライスやパン、麺類などの注文を避けることで節約につながるでしょう。少なくともライス分の200円~300円程度は節約できるかもしれません。 総務省統計局が公表する「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、1ヶ月の外食費の平均は1万4470円(2人以上の世帯の場合)です。 仮に月に3回外食に行ったとすると1回の外食費は約4800円です。2人世帯で、1回の外食につき400円~600円程度の節約ができたとすると、1ヶ月でおよそ1200円~1800円の節約が期待できます。
外食前のおにぎりで腹持ちアップ。ただし塩分・糖質の摂りすぎには注意が必要
おにぎりは、消化に時間がかかるため、満腹状態が長持ちします。さらに、アルコールを分解する働きもあるため、お酒を飲むときに食べるとよい効果があるといえるでしょう。 ただし、外食前におにぎりを食べ、外食先でも主食を食べると、糖質の摂りすぎになる可能性があります。外食前におにぎりを食べたら、外食先ではごはんや麺類などの主食を控えるようにしましょう。塩分の摂りすぎにも注意してください。 節約の面では、腹持ちのよいおにぎりを食べてから外食に行くことで、少ない注文数で済む可能性があります。おにぎりを購入せずに手作りすれば、さらなる節約に期待できるかもしれません。 出典 農林水産省 北陸農政局 特集 おにぎりについて知っていますか? 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 I 家計収支の概況(二人以上の世帯) 表I-1-1 消費支出の費目別対前年増減率(二人以上の世帯)-2023 年-(5ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部